進化する未来のスマートフォン
5.スクリーンなしのアクセサリー型
昔のSFドラマに出てきたような、アクセサリー型のスマートフォンも現れるだろう。スクリーン付きの従来型が消えることはないと思われるが、スクリーンがいらなければ大きなバッテリーも必要ない。軽くたたいてクラウド上の知的エージェントを呼び出せば、道案内やメールの内容など、必要な情報を音声で伝えてくれるだろう。
6.高度な接続性
スマートフォンを多機能タッチパネルの上に置くだけでこの2つを連動させ、知的エージェントの機能も移すことができるようになるだろう。
――こうした動きはまだ初期段階にあるが、いずれ本格的に実現するだろう。問題はだれが一番乗りするかだ。
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本記事は、ダニエル・ブルス氏による特別寄稿です。ブルス氏は「フラッシュ・フォーサイト」などビジネス向け書籍を執筆する他、IT関連の今後の動向に詳しい専門家です。