米ツイッター、上場初日は終値73%高
ニューヨーク(CNNMoney) 短文投稿サイトを運営する米ツイッターが7日、ニューヨーク証券取引所に上場した。この日は主要銘柄が軒並み下落する中で、ツイッターは公開価格を大幅に上回る高値で取引を終えた。
ツイッター株は公開価格の26ドルを大きく上回る45.10ドルで取引が開始され、一時50.09ドルの高値を付けた後、73%高い44.90ドルでこの日の取引を終えた。出来高は約1億1700万株だった。
一方、この日のダウ平均株価は150ドル強(1%)の下落、S&P総合500種も1.3%下げた。最も下げ幅が大きかったのはナスダックの約2%だった。
ツイッターの滑り出しは好調だったが、投資家からは先行きを不安視する声も出ている。投資家向けの交流サイトでも「ソーシャルメディアブームは長続きしないだろう。あと6年もすれば次の大きな波がくる」「ツイッターはこれからもっと上がるはず」など、不安と期待の声が入り混じった。