前NSA長官、「テロ攻撃は来る」 単独インタビュー
ドイツ連邦検察庁は4日、NSAによるメルケル首相の携帯電話の通信記録を盗聴したとされる問題で刑事捜査を開始したと明らかにした。アレキサンダー氏はスノーデン元職員の告発でひびが入った両国の情報協力関係が、捜査によってさらに悪化しないことを期待すると語った。
同氏は「(両国の)協力は絶対に欠かせない。特にドイツにとってはそうだ。米国はドイツや欧州の同盟国を守るため、非常に多くの情報、特にテロに関する情報を提供しているからだ」と述べた。
逆に米国は欧州から情報を得ていないのかとの問いに対しては、「双方から情報が提供されている。だがテロに関して言えば、欧州諸国は米国の手助けを本当に必要としている」と答えた。
NSAの情報収集活動の廃止の是非について尋ねられると、「活動は合法的で、効果的だ」「失敗があったとすれば、活動内容の(世間への)説明だ」と述べた。