米アップルの10~12月期、利益・売上とも過去最高
米調査会社ガートナーによれば、同じ期間にパソコン業界全体で販売されたデスクトップやノートパソコンの総台数は8400万台弱とされ、iPhoneは単独でこの規模に迫る勢いを見せた。
特に中国では通信キャリア大手、中国移動(チャイナ・モバイル)との提携が功を奏し、売上高が70%も拡大。中国でのiPhone販売台数は初めて米国を上回った。
アップルはまた、サプライヤーとの連携によって、予想を700万台も上回るiPhone製造が可能になったと強調した。
パソコン「Mac(マック)」の販売台数は前年同期比約15%増の550万台、音楽・映像配信サービス「iTunes(アイチューンズ)」の売上高も過去最高を記録した。
一方でタブレット端末「iPad(アイパッド)」は引き続き不調で、前年同期比18%減の2140万台にとどまった。
クックCEOはこの日、腕時計型端末「アップルウオッチ」を今年4月に発売する計画も明らかにした。同社のさらなるヒット商品となるかどうかが注目される。