フェイスブック、テクノロジー分野で利用者数世界第1位に
ニューヨーク(CNNMoney) 米交流サイト(SNS)大手フェイスブックは29日、6月末時点での利用者数(1カ月間に1度でも利用した人の数)が15億人近くに達したと発表した。これはマイクロソフトの基本ソフト(OS)、ウィンドウズをはじめとする世界のテクノロジー製品でトップの数字だ。
同社は利用者に関するデータの蓄積をもとに主にターゲット広告を販売することで利益を上げている。
4~6月期のフェイスブックの広告売り上げは前年同期比で43%増加し、38億ドル(約4700億円)を上回った。
特に順調なのがモバイル端末向けの広告売り上げで、前年同期比62%増の29億ドル(約3600億円)だった。3年前にはほとんどゼロに等しかったことを思えば恐るべき成長ぶりだ。
一方で短文投稿サイトのツイッターは壁にぶつかっている。ツイッターのジャック・ドーシー暫定最高経営責任者(CEO)は28日、利用者数が伸び悩んでいるのはツイッターを使う意義が十分に理解されていないからだと述べた。