民泊仲介サービスの規制強化、登録義務付けも 米

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エアビーアンドビーの本拠地であるサンフランシスコでは7月27日から、短期間の部屋の貸し出しをするには市への登録が義務付けられる。違反した場合、罰金の対象となるのは家主ではなく仲介会社で、登録1件につき、1日あたり1000ドルの罰金が科せられる。仲介会社に適法な登録を確保する負担を負わせる狙いだ。

ただ、登録には50ドルかかることや、オンラインでは登録完了できず書類の提出も求められることから、多くの人々が登録を敬遠するものと見られる。

シカゴでも今月22日、短期貸し出し物件の登録を義務づけるとともに宿泊料の4%の税金をかける条例が議会を通過した。シアトルやニューオーリンズでも立法措置が検討されている。

一方、サンノゼやロードアイランド、デンバーなど、民泊仲介サービスに優しい都市もある。フィラデルフィアでは、年間180日までの貸し出しが認められている。

エアビーアンドビーは政治の有力者などを雇って対応している。ただ、住宅の短期の貸し出しが公益にかなうと主張するには、ロサンゼルスで問題となったような家主を排除する方法の模索が必要となるかもしれない。

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