次期iPhoneは防水?、アップルが水中画像ソフトで特許
ロンドン(CNNMoney) 米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の次期モデルが一部に防水機能を取り入れるとの観測が出ているが、このほど明らかになったアップルの特許から、こうした見方には一定の裏付けがあるといえそうだ。
米特許商標局(USPTO)によって先ごろ認定されたアップルの特許は、同社がiPhoneなどに防水もしくは耐水の性能を与えることを示唆している。
特許は編集ツールに関するもので、水中写真が「望まない色合い」にならないようにするという。つまり、水中写真も鮮やかな色合いが維持できることになりそうだ。
アップルの特許の多くは日の目を見ることはないが、今回の特許はアップルがiPhoneなどの端末を水中でも利用できるよう積極的に開発を進めていることを示唆しているといえそうだ。
例えばアップルは今年に入り、端末が水などの液体に落下したときにそれを検知できるように設計された電気回路に関する特許の承認を受けている。また、2015年には、その部分が耐水となるよう接続ポートをカバーする「保護的なバリア」に関する特許も取得している。
アップルは次期iPhoneを今年9月に発表するとみられている。次期iPhoneからはイヤホンジャックがなくなるとの観測も出ており、これはiPhoneの耐水性を高める動きといえそうだ。