中国でメッセージアプリのサービス中断 当局が制限か

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サンフランシスコ(CNNMoney) 中国でこのところ、メッセージ交換アプリ「ワッツアップ」が利用できなくなったという報告が相次いでいる。当局がアクセスを制限している可能性がある。

世界各地のインターネット検閲や監視を調べているOONIの計測データによると、中国のネット接続業者は23日以降、ワッツアップへのアクセスを遮断し始めたとみられる。

ツイッター上では1週間前から、一部でワッツアップが使えないとの書き込みがみられた。

26日の時点で、ユーザーからは「サービスが断続的」との報告が入っている。

ワッツアップは米フェイスブック傘下のメッセージ交換アプリ世界最大手。中国ではこの数カ月間に何度か障害が起きていた。

当局は5年に1度の共産党大会を来月に控え、ネットの締め付けを強化している可能性がある。

ワッツアップは強力な暗号化技術を採用しているため、これを嫌う当局がユーザーに対し、より監視しやすいサービスへの乗り換えを促そうとしているとの観測もある。

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