米グーグル、ゲーム配信サービス「スタディア」を11月に開始
ニューヨーク(CNN Business) 米グーグルが、クラウドを通じてゲームを配信するサービス「スタディア」を11月に開始することがわかった。
このサービスについては3月に発表されていた。グーグルによれば、Wi―Fi(ワイファイ)を経由し、映像配信用の端末「クロームキャスト」のあるテレビや、ブラウザー「クローム」を搭載したコンピューター、同社のスマートフォン「ピクセル」でゲームを楽しめるようになる。クラウドを利用するので、データを端末にダウンロードする必要はない。端末間でゲームの進捗(しんちょく)状況を同期することができるという。
11月の時点ではサービスは限定的なものとなる見通し。開始時点ではクロームキャスト対応のテレビなどで楽しめるが、コンピューターや携帯端末での利用は2020年からを予定している。
また、今年中にサービスを楽しみたい場合は、3カ月分の利用料やコントローラーなどを含む129.99ドルのパッケージを購入する必要がある。
11月の開始時にサービスを楽しめるのは、米国やカナダ、英国など14カ国。来年はさらに利用地域を拡大するとしている。
来年スタートする定額サービスの「スタディア・プロ」では月額9.99ドルで31作品が遊べる。
解像度の低い無料版のサービスも用意しており、こちらはプレーしたい作品を購入してプレーする。