アマゾン、さらに7.5万人を雇用へ 新型コロナで需要増加
ニューヨーク(CNN Business) インターネット通販大手の米アマゾンが7万5000人の雇用を計画していることがわかった。新型コロナウイルスの感染拡大で家庭での生活必需品などに対する需要が増加しており、これに対応する。
アマゾンは13日、3月中旬に人員増強を発表して以降、配送センターで新規に10万人を雇用したと明らかにした。アマゾンによれば、人件費は5億ドル超の増額となる見通し。以前の予測では3億5000万ドルの増額だった。
アマゾンはバランスの取れた対応を行おうと苦慮している。自宅待機を強いられた消費者からの需要の急増に対応すべく従業員を配置する一方で、議員や労働者からはより安全な対策や新型コロナウイルスの感染が確認された施設の閉鎖を求められている。
アマゾンは13日、ブログへの投稿で、「最大の懸念は従業員の健康と安全を確保することだ」と指摘。清掃の強化や人と人との距離を空けるなど150以上のプロセスを改定したとしている。