世界1位のスパコン「富岳」、新型コロナ対策の研究に利用

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世界最速のスーパーコンピューター「富岳(ふがく)」=16日、兵庫県/Stringer/JIJI PRESS/AFP/Getty Images

世界最速のスーパーコンピューター「富岳(ふがく)」=16日、兵庫県/Stringer/JIJI PRESS/AFP/Getty Images

香港(CNN Business) 計算速度のランキングで先ごろ世界1位となったスーパーコンピューターの「富岳(ふがく)」が新型コロナウイルスの拡散や対応に関する研究に利用されることがわかった。

富士通と理化学研究所が開発した富岳は計算速度を競う世界ランキング「TOP500」で首位に立った。日本のスーパーコンピューターが世界1位となったのは2011年以来初めて。

富岳は1秒間に41.5京回以上の計算が行え、これまで首位だった米IBMの「サミット」の2.8倍の計算能力を持つ。

松岡聡・理研計算科学研究センター長は、富岳について、新型コロナウイルスなどの社会的な課題の解決に貢献できればと語った。

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