アップル、新しいApple WatchやiPad発表 定額サービスまとめて提供も
「iPad Air」の新製品については、アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)が発表の中で、「全てが新しくなり、完全にデザインが刷新されたiPad Air」と位置付けた。
10.9インチの大型ディスプレーに、小型化した指紋認証センサー「Touch ID」を搭載。アップルが最先端と形容する新しい「A14」チップの採用で、性能を大幅に向上させたとしている。色はローズゴールドなど5色。来月から発売予定で、価格は599ドルから。
充電には、アップルの独自技術を使った「Lightning」コネクターではなく、「USB―C」アダプターが利用できる。つまり、新しい「MacBook Air」やグーグルの「Google Pixel」と同じケーブルで充電できるようになった。
アップルは先に発売した「iPad Pro」でもUSB―Cに切り替えており、今後の製品での対応も期待できるかもしれない。
サービス事業はアップルにとって重要性を増しつつあり、直近の四半期決算では売り上げの20%以上を占めていた。
新サービスのApple Oneでは、定額制サービスの「Apple Music」「Apple Arcade」「Apple TV+」「iCloud」を全て利用でき、米国での月額料金は個人用が14.95ドル、6人までの家族で利用できるファミリープランは19.95ドル。月額29.95ドルのプレミアム版はこれにニュースとフィットネスのサービスが加わり、ストレージ容量は2テラバイトに増える。