米アマゾンが「ルナ」を発表、ストリーミングゲーム事業に参入
ニューヨーク(CNN Business) 米アマゾンがストリーミグゲームサービスの「ルナ」を発表した。
ルナはソフトウエアと物理的なコントローラーを利用する。コントローラーは49.99ドルで、アマゾンの端末「ファイアTV」やパソコン、携帯端末と接続できる。利用者の受け付けを開始しており、10月半ばから招待を開始する。
「ルナ+(プラス)」チャンネルは月額5.99ドル(約630円)。「バイオハザード7 レジデント イービル」や「パンツァードラグーン」などのタイトルが遊べる。アマゾンはまた、仏ゲーム大手ユービーアイソフトのチャンネルも設ける見通し。同チャンネルでは「アサシン クリード ヴァルハラ」などのタイトルを提供するが価格は明らかになっていない。
長いダウンロード時間やゲーム機の容量不足に悩んでいる人には朗報かもしれない。ルナはアプリやウェブページを開いてタイトルを選べばすぐにプレーすることができるという。自身の端末や特別なハードウエアにゲームを直接ダウンロードする必要はなくなる。

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クラウドを通じたゲームサービス市場はソニーの「PlayStation Now」や、グーグルの「スタディア」、マイクロソフトの「Project xCloud」などがある。一部のユーザーを引き付けているものの、真の主流とはなっておらず、最適なビジネスモデルも定まっていない。
アマゾンはこうした市場に参入する最後のIT大手のひとつだ。アマゾンの参入でより注目度が高まり、ストリーミングでゲームを遊ぶ流れが強まるかもしれない。しかし、アマゾンは市場で目立つ存在になれるのだろうか。
コントローラーを利用したストリーミングという意味では、グーグルのスタディアが最も近いサービスかもしれない。しかし、スタディアには複数の価格帯が存在するが、アマゾンのチャンネルごとに課金するというビジネスモデルは市場の再編であり、ストリーミングを通じたゲームに不慣れな人たちにもよりアクセスしやすくなるかもしれない。