米ネットフリックス、韓国作品に3400億円を追加投資へ
ソウル/香港(CNN) 米動画配信大手ネットフリックスは24日、韓国のテレビドラマ、映画、リアリティー番組などの制作に今後4年間で25億ドル(約3400億円)を追加投資する方針を明らかにした。
テッド・サランドス共同最高経営責任者(CEO)が米首都ワシントンで韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領と会談した後、発表した。
ネットフリックスは韓国でのサービスを開始した2016年から21年までに7億ドル、さらに同年以降は5億ドルを韓国発のコンテンツに投資。今回発表された追加分は、その合計額の約2倍に相当する規模だ。
サランドス氏は24日、韓国発のヒット作の例として、21年の世界トップに立った「イカゲーム」、3月の公開とともに視聴時間が世界1位を記録した「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」、2月に非英語テレビ部門で1位になった「フィジカル100」を挙げた。
最新の決算発表によると、今年1~3月に登録した新規有料会員の人数は、欧米などが低迷するなかでアジア太平洋地域が146万人に上った。