ヨハネスブルクの歴史について知っておくべき4つのこと
(CNN) 信じがたい話だが、今から130年前には、南アフリカのヨハネスブルクはまだ存在していなかった。
そこは、数百万年前にすでに人間が生活していた痕跡も数多く残されていたものの、かつてはごく少数の農民たちが農業で何とか生計を立てているような、ほこりっぽい辺ぴな場所に過ぎなかった。
現代のヨハネスブルクは金の発見とともに誕生した。一攫千金を夢見て世界中から大勢の人が押し寄せ、瞬く間に世界で最も急成長する都市の1つとなった。
ヨハネスブルクの今日の特徴を形作っているのは、この都市の歴史を形成する数々の物語だ。イゴリ(金の都市)の異名を持つこの都市の本質を知るために、裕福なサントン地区の衛生的な通りを思い切って乗り越えるだけの価値はある。
すべては金の発見から始まった
南アフリカで最も裕福な都市であるヨハネスブルクは、アフリカ最大の経済地域の1つでもある。そして、その富は1800年代末の金の発見の上に築かれた。