祇園に芸者を見に行く前に知っておくべき7つのこと

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3.芸妓と舞妓の見分け方

芸者は皆、引退するまで置屋に籍を置き、そこで茶道、生け花、和楽器といった日本の伝統的な芸事の厳しい訓練を受ける。しかし、見習いの舞妓が一人前の芸妓になるには最低5年の修行が必要だ。

では、芸妓と舞妓をどう見分けるか。ルガシさんによると、「芸妓と舞妓を簡単に見分ける方法が2つある」という。

まず、舞妓は髪に花のような形のかんざしをいくつも付けるが、芸妓は髪にあまり飾りを付けない。また後ろから見ると、舞妓の帯は「だらりの帯」と呼ばれ、足首のあたりまで垂れ下がっているのに対し、芸妓の帯は普通の着物の装いと同様に背中で四角に折られている。

またルガシさんによると、舞妓は「おこぼ」と呼ばれる木製の下駄を履くのに対し、芸妓は常に草履を履くという。

4.あなたも芸者に変身できる

多くの旅行者は、優雅で美しい芸者を見た後、自分も芸者のような格好をしたくなる。そして実際に芸者に変身してしまう人も少なくない。

京都府嵯峨野の竹林を訪れると、着物を着て歩く女性を何人か見かける。中には完璧に化粧をしている人もいる。京都は歴史ある都市で、日本伝統文化の中心地の1つであることから、現地で会った日本人女性の中には、京都に来て日本の伝統文化である着物を着るのは楽しいと言う人もいた。

京都のいくつかの写真スタジオは、芸者に変身したい人のためのサービスを提供している。旅行者は、本物の芸者や舞妓のような格好で祇園の街を歩くことができ、さらに帯同するプロのカメラマンに見事な写真を撮ってもらえる。

5.地元の住民はだませない

京都を訪れた旅行者が街で親切な芸者に出会ったと喜んでいたが、実は、その女性は芸者の格好をした香港、東京、台湾からの旅行者だったという話を京都のツアーガイドやホテルの従業員からよく聞く。

ルガシさんによると、もし芸者や舞妓があまりにも親切だったり、路上でポーズをとっている場合、その芸者は偽物の可能性が高いという。

「まず、その芸者に出会った場所を考える必要がある」とルガシさんは言う。

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