アルゼンチン旅行で外せない絶品料理10選

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ラクダ科の動物、リャマの肉を使った一品=COURTESY PABLO BARACAT

ラクダ科の動物、リャマの肉を使った一品=COURTESY PABLO BARACAT

アサド

アルゼンチンの牛肉はあまりに食欲をそそるため、ベジタリアンですらその誘惑に負けると言われる。

その牛肉を味わうなら、アサドがベストだ。アサドは、バーベキューパーティーと牛肉の伝統的な焼き方の両方を意味する。

アサドはアルゼンチンで最も重要な社交行事で、現地の人々は毎週末、友人や家族を集めてアサドを楽しむ。

アサドでは、さまざまな料理が次々と出されるため、数時間に及ぶこともある。まずチョリパン、モルシージャ(血のソーセージ)、プロボレタなどの前菜が出て、その後、牛の胸腺、腸、腎臓などの内臓肉へと移行する。

アルゼンチンで牛肉を食べるなら、家庭で行うアサドで味わうのがベストだが、それができない場合の次善策として、レストランでパリジャーダ(炭火で焼いた肉の盛り合わせ)を食べる手もある。

リャマ

リャマはラクダ科の動物で、アルゼンチン北西部ではリャマのステーキが普通に食されている。

リャマの肉は牛肉に比べ、素朴な味で土臭さがあるが、脂肪分が少ないため、牛肉よりも健康的だ。エンパナーダやシチューに入れるほか、ステーキでも食べられるが、リャマ肉のカルパッチョやタルタルステーキが食べられるレストランもある。

ウミタ

ウミタは、コーンマッシュ(すりつぶしたトウモロコシ)をトウモロコシの葉で包んで蒸すか、ゆでた料理で、コロンブス以前の時代から、チリ、ボリビア、ペルーなどのアンデス地方周辺で食べられている。

具は新鮮なトウモロコシ、牛乳、タマネギ、香辛料を混ぜて作るが、さらにおいしくするためにヤギの乳で作ったチーズを入れる場合もある。

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