これが未来の飛行機の座席? 構想7選
欧州格安航空大手ライアンエアーの最高経営責任者(CEO)、マイケル・オレアリー氏は数年前、これをさらに押し進め、乗客が完全に立ったままの客室を提案。乗客を立たせた状態で、6~13ドル(約730~1580円)で目的地まで運べると示唆した。
ライアンエアーはこれを廃案にしたようで、広報担当者はCNNに対し、「立ち乗りの旅を試験したり導入する予定はない」と述べた。
隣の乗客を気にせずに本や映画に没頭したい人にとって、旅の楽しみが減ってしまいそうなデザインもある。フランスの航空機器メーカー、ゾディアック・シーツ・フランスは六角形の座席を後ろ向きと前向きで交互に配置するジグソーパズルのような形を提案、アイコンタクトを避けるという公共交通機関での旅の定石を困難にするものだ。
米ボーイングも負けていない。同社は「直立睡眠補助システム」の特許を出願。クッションに顔をうつぶせにすることで、乗客が眠りやすくなるとの狙いだ。目や鼻、口を受けるための穴が設けられているほか、胸を支えるクッションもある。