これが未来の飛行機の座席? 構想7選
空の旅の過酷な現実に対処できないようであれば、感覚隔絶ヘルメットで周囲から逃避する手もある。エアバスが特許申請したこのヘルメットは、音や視覚、匂いなどから乗客を隔絶し、より快適でリラックスした空の旅を提供するもの。前の客が背もたれを倒したり、隣の赤ちゃんがうるさいときには有効かもしれない。
エアバスはまた、ドーナツのような座席配置も考案。中央に穴があるこの機体では、乗客数を増やし、客室内の圧力をより均等に分散させることが可能になるという。
もっと奇抜な特許もあるが、幸い日の目を見ることはなさそうだ。エアバスによると、公開される特許は年に数百件。英国メディア担当部門の責任者、ロバート・ゲイジ氏は「自社のアイデアを守る目的から出願している。実際には構想段階の域を出ないものも多くある」と述べる。