これぞパイロットの特権、操縦室からの壮大な眺め
飛行中の孤独感
ファンハイスト氏は、パイロットになって以来約15年間、写真技術を磨いてきた。
無論、飛行機の操縦が最優先であり、写真は撮れる時だけ撮る、とファンハイスト氏は言う。
ファンハイスト氏の写真は主に長時間露光で撮影されている。グレアシールドの上にカメラを設置し、広角レンズを使ってなるべく景色全体を捕らえるようにしている。
「まだ技術を習得し、腕を磨いている最中」とファンハイスト氏は言う。
「操縦席には三脚を立てるスペースはなく、(カメラを固定するための)吸着カップも使用していないので、カメラを手で持ったまま隅の方に持っていき、あとはいい写真が撮れることを祈るだけだ」(同氏)
また、いつ巻き込まれるか分からない乱気流とも戦う必要がある。