NZ航空、エコノミー向け睡眠スペースの特許出願

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ニュージーランド航空が開発した機内の睡眠スペース「エコノミー・スカイネスト」/Air New Zealand

ニュージーランド航空が開発した機内の睡眠スペース「エコノミー・スカイネスト」/Air New Zealand

(CNN) ニュージーランド航空はこのほど、エコノミークラスの乗客が横たわれる睡眠スペース「エコノミー・スカイネスト」を開発し、特許と商標を出願したことを明らかにした。

本拠地オークランドで200人以上の顧客から聞き取った意見を基に、3年前から研究と開発、実験を進めてきたという。

発表によると、スカイネストはフルフラットのスリープ・ポッド6基で構成される。それぞれのポッドは長さ200センチ、幅58センチで枕、シーツ、毛布、仕切りのカーテンと耳栓付き。読書灯やUSBの差し込み口をつけることも検討中だ。

スリープ・ポッドには枕、シーツ、毛布などが提供される予定/Air New Zealand
スリープ・ポッドには枕、シーツ、毛布などが提供される予定/Air New Zealand

同航空は長距離の便が多く、2011年にはエコノミークラスの座席1列をつなげてベッドにできる「スカイカウチ」を導入していた。

スカイネストはまだ正式な許可申請の手続きに入っていないが、全ての基準を満たすようデザインされているという。

エコノミークラスの乗客が座席に加えてスカイネストを予約するという形を想定している。1つの便に6基しかないことから、高い需要が予想される。

同航空は今年10月に就航する17時間40分の長距離路線、オークランド・ニューヨーク便の業績を見極めたうえで、来年中にはスカイネスト導入の最終的な判断を下す構えだ。

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