コロナ明けに訪れたい、インドネシア・コモド国立公園の魅力<上>

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コモド島とリンチャ島には、国立公園に生息する5千匹あまりのドラゴンの大半が生息/Shutterstock

コモド島とリンチャ島には、国立公園に生息する5千匹あまりのドラゴンの大半が生息/Shutterstock

コモド島:ドラゴンの生息地

コモド島は、ラブアンバジョからボートで約2時間の場所にある。この島で1番人気のアトラクションはコモドドラゴンの群れだ。

「地元の伝説では、コモドドラゴンは1人の母親から人間とともに生まれるとされている」と語るのは、コモド国立公園のレンジャー(自然保護官)のイスハーク氏だ。

コモド島と隣のリンチャ島には、コモド国立公園に生息する5000匹あまりのドラゴンの大半が生息している。島の村人たちは数世紀の間に、このうろこに覆われた肉食動物たちとうまく共存する術(すべ)を身に付けた。

コモドドラゴンはあごが垂れ下がり、動きも遅いが、強力な捕食動物だ。オスのドラゴンは体長が最大で3メートルに達し、強力なあごと猛毒で水牛ほどの大きさの獲物も倒してしまう。

コモド島の探索は、怠惰なドラゴンたちが食べ物を求めてたむろしている近くの建物までの短い散策から、活発なドラゴンたちがシカやイノシシなどを狩っている周辺の森への半日のハイキングまで、さまざまなコースがある。

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