気球で宇宙の入り口まで旅行、料金は1400万円 乗客募集
同社は今回のテスト飛行が、観光目的の旅行客を宇宙へと運ぶことを目指すに当たり、非常に大きな節目となったと説明する。
同社による初の商用飛行はまずフロリダで実施される予定だが、さらに世界各地での打ち上げを計画している。
6時間のフライトではゆっくりと2時間かけて、地球上の大気の99%を見下ろす10万フィート(約30キロ)まで上昇。そこで2時間滞在し、乗客たちは船内から360度の眺望を楽しんだ後、さらに2時間かけて海上へと下降。安全に着水し、船で岸にたどり着くと旅は終了となる。
軽食スタンドとネット環境が供えられたカプセルは直径5メートル、ポリエチレン製の気球は最大膨張時には直径100メートルで、アメリカンフットボールの競技場ほどの大きさになるという。
気球の設計は英国の設計会社プリーストマングードと共同で行った。