2023年にモンゴルを訪れるべき理由10選
モンゴルを馬でなくバイクで走破する
モーターサイクルブランド、ハスクバーナの正規輸入代理店ノマディック・オフロードが企画する「イーグルハンター・ツアー」に参加して、ハスクバーナの新型モデル「ノーデン901エクスペディション」でモンゴル国内を駆け抜けよう。
ツアーでは、6人のライダーがウランバートルからバヤンウルギーまでの1700キロの道のりを走り、モンゴルの有名なイーグルハンター(ワシ使い)に会いに行く。ツアーの売れ行きは好調という。
冬のツアーで新しい発見を
プロの犬ぞり使いであるジョエル・ラウジー氏は、凍ったフブスグル湖を横断する犬ぞりツアーを率いて18年になる。
人混みが少ないうえに、ホテル料金も安く、世界最大級の淡水湖が完全に凍った姿を見ることができるモンゴルの冬は、他では味わえない体験ができる。
湖の横断ツアーは、ラウジー氏の旅行会社「ウィンド・オブ・モンゴリア」が提供。各人にそりと犬が割り当てられ、ラウジー氏の先導で湖を一周する。氷上釣りなどのアクティビティーも楽しめるほか、冬仕様のユルトに泊まり、遊牧民の家族と一緒に過ごすこともできる。
北欧デザインの「イエルー・ロッジ」に泊まる
セレンゲ県の中心部、イエルー川のほとりに位置するイエルー・ロッジは、17年に初めてモンゴルを訪れたノルウェー人のエイリク・グルスルド・ヨンセン氏の手によって誕生した。
ロッジには、北欧スタイルの小さなレストランやダイニングエリアをはじめ、ゲストが泊まれるユルト、ペタンクコート2面、カヤック、ゴルフ練習場、マウンテンバイク、ヨガエリアなどがあり、自然を愛する人たちにとってはうってつけの場所だ。
ロッジは完全にオフグリッドで、ソーラーパネルと熱暖房を使用。水は敷地内の井戸から供給され、使用後にリサイクルされる。
さらに、ロッジで使用されるガラス、金属、プラスチック類はすべてリサイクルされ、食品廃棄物は敷地内で栽培する野菜やベリー、ハーブ類の堆肥(たいひ)になるという。