トルクメニスタンの神秘「地獄の門」、燃え続ける炎は消えるのか

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
クレーターは何十年も燃えているが、リピーターは最近は炎が弱くなっていると指摘する/darkydoors/iStockphoto/Getty Images

クレーターは何十年も燃えているが、リピーターは最近は炎が弱くなっていると指摘する/darkydoors/iStockphoto/Getty Images

ガスクレーターは消滅するか

トルクメニスタン政府が地獄の門の火を消してダルベザを天然ガス製造所に転換させるという話は何年も前から出ていた。

2022年には国営紙が、火を消して観光客の立ち入りを禁止する方法を専門家に相談するよう、大統領が閣僚に指示したと伝えた。

閉鎖の理由として、貴重な天然資源の喪失、環境被害、健康懸念などが指摘されている。

以来、クレーターの閉鎖についてはさまざまな論議が交わされているが、政府がすぐにも火を消そうとする様子は見えない。

政府が既に近くで試掘井戸を掘り、クレーターから噴出していたガスの相当量を吸い上げたため、炎が大幅に小さくなったという人もいる。

しかし現地ガイドは「ただのうわさにすぎない」と言い、「閉鎖について正式にはまだ何も決まっていない」と言い添えた。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「トルクメニスタン」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]