トルクメニスタンの神秘「地獄の門」、燃え続ける炎は消えるのか
ガスクレーターは消滅するか
トルクメニスタン政府が地獄の門の火を消してダルベザを天然ガス製造所に転換させるという話は何年も前から出ていた。
2022年には国営紙が、火を消して観光客の立ち入りを禁止する方法を専門家に相談するよう、大統領が閣僚に指示したと伝えた。
閉鎖の理由として、貴重な天然資源の喪失、環境被害、健康懸念などが指摘されている。
以来、クレーターの閉鎖についてはさまざまな論議が交わされているが、政府がすぐにも火を消そうとする様子は見えない。
政府が既に近くで試掘井戸を掘り、クレーターから噴出していたガスの相当量を吸い上げたため、炎が大幅に小さくなったという人もいる。
しかし現地ガイドは「ただのうわさにすぎない」と言い、「閉鎖について正式にはまだ何も決まっていない」と言い添えた。