世界最大のニワトリ形建造物はホテルだった フィリピン闘鶏産業を象徴

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ギネスに認定された高さ約35メートル、幅12メートルのニワトリ形建造物/Ricardo Cano Gwapo Tan

ギネスに認定された高さ約35メートル、幅12メートルのニワトリ形建造物/Ricardo Cano Gwapo Tan

(CNN) フィリピンの高原にあるニワトリの形をした世界最大の建造物にホテルが開業し、宿泊客でにぎわっている。

6階建てのニワトリ形ビルは高さ約35メートル、幅12メートル。ホテルの客室15室は全てエアコン完備だが、ニワトリの外観を損なうという理由で窓はない。

この建物はネグロス島の高原にあるカンプエストハン・ハイランド・リゾートに建設され、ギネス・ワールド・レコーズが9月8日に世界最大のニワトリ形建造物に認定した。

発案者の元地元議員、リカルド・カノ・グワポ・タン氏は「いつか死ぬこの世界に大きな遺産を残したかった」とCNNに語った。

この建物はフィリピンで数万人を雇用している闘鶏産業にささげ、ネグロス島の住民にとってのニワトリの大切さをたたえたかったと同氏は説明する。

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