航空路線の旅客数ランキング、今年の首位は「香港―台北」

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世界で旅客数が多い航空路線のランキングで、香港と台湾を結ぶ路線が国際線のトップに立った/zorazhuang/E+/Getty Images

世界で旅客数が多い航空路線のランキングで、香港と台湾を結ぶ路線が国際線のトップに立った/zorazhuang/E+/Getty Images

(CNN) 世界で旅客数が多い航空路線のランキング2024年版で、香港―台湾線が国際線のトップに立った。

航空関連情報を提供する英OAGが毎年ランキングを発表している。

香港と台湾を結ぶ1時間45分の路線で今年提供された座席は678万席あまり。同路線はコロナ禍前の19年のランキングでも首位、昨年は490万席で3位だった。

今年の2位はエジプトのカイロとサウジアラビアのジッダを結ぶ路線で、提供座席数は昨年より130万多い550万。同路線は19年の14位から一昨年、昨年の2位へと、着実に順位を上げてきた。

3位と5位は韓国・ソウルの仁川空港と日本の間を飛ぶ路線。3位が成田空港線、5位が関西空港線だった。

昨年首位だったシンガポール・チャンギ―マレーシア・クアラルンプール線は今年、4位にとどまった。

チャンギ空港を使う線は昨年と同様、トップ10のうち3路線を占めている。今年はジャカルタ線が8位、バンコク線が9位に入った。

6位にはアラブ首長国連邦(UAE)ドバイ―サウジ・リヤド線が入った。

7位はタイ・バンコク―香港線、10位は米ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港と英ロンドンのヒースロー空港を結ぶ路線だった。

国内線のランキングでは、1位が韓国・済州―金浦の1420万席。2位が新千歳―羽田、3位が福岡―羽田と、上位3路線をアジアが独占している。

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