米大手銀サイト、サイバー攻撃相次ぎ障害も
銀行のデータや決済システムに影響はなかった。あくまでも目的は、銀行の「顔」であるサイトを一時的にクラッシュさせることだったとみられる。
一連の攻撃についてはイスラム系ハッカー集団が攻撃を認める声明を出している。アルペロビッチ氏も同集団による攻撃とみているが、安全保障問題に詳しいリーバーマン米上院議員はイランが攻撃したとの見方を示すなど、専門家の意見は分かれている。現時点では米国土安全保障省のコメントは得られていない。
仮にイスラム系ハッカー集団の攻撃だったとしても、イスラム教を侮辱した米映画の影響ではなさそうだ。同集団は攻撃の実行予告を、問題の映画の予告編が公開される前から出していた。