開催迫るNYマラソン、「サンディ」直撃で対応に追われる

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ニューヨーク市も大きな被害を受けた

ニューヨーク市も大きな被害を受けた

(CNN) 大型の温帯低気圧「サンディ」に直撃され停電などの被害が広がっている米ニューヨークで、11月4日に迫ったニューヨークシティマラソンの主催者が対応に追われている。

ニューヨーク州では30日午後現在で約200万世帯が停電している。大会を主催するニューヨーク・ロードランナーズ(NYRR)は、レース前イベントのスケジュールを組み直し、サンディの影響を受けた参加者の宿泊先を確保するための措置を取ると表明した。

海外から参加するランナーは、空の便の欠航や遅れにより、最大で2万人が影響を受ける可能性があるとした。NYRRは参加者に周辺の空港を利用してもらう選択肢もあるとしている。NYRRのメアリー・ウィッテンバーグ会長は、参加者のキャンセルは11月3日まで受け付けると話した。

参加者が開催に間に合わなかった場合は来年の大会にエントリーしてもらう方針で、登録料の払い戻しは行わないという。

関連イベントの「ヘルス&フィットネス・エクスポ」は、現時点で予定通りに11月1日から開催予定。会場のジェイビッツセンターは、マンハッタンの避難命令が出ていた域内にある。

シティマラソンはニューヨークの5地区を横断するコースが組まれている。しかし29日から30日にかけて洪水に見舞われたマンハッタン南部は含まれていない。

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