「サンディ」の米死者54人に NYの交通一部再開
ニューヨーク周辺のジョン・F・ケネディ国際空港とニューアーク国際空港は31日に営業を再開し、一部の便の運航を開始した。ラガーディア空港は1日午前7時に営業を再開し、一部の便の運航を開始する。
2日間にわたって休止していたニューヨーク証券取引所は31日に取引を再開し、ブルームバーグ市長が取引開始の鐘を鳴らした。
復旧活動や被災者の救援活動では13州で陸軍兵や空軍州兵1万人あまりが出動したほか、陸軍工兵部隊や沿岸警備隊も対応に当たっている。
サンディは31日現在、5大湖付近にあり、湖岸地域は強風のため洪水の恐れがあるほか、ウェストバージニア州などの一部で積雪が予想される。
日常生活が戻るまでにはまだ相当の時間がかかる見通しで、ニュージャージー州のクリスティー知事は、31日のハロウィーンを11月5日に延期すると発表した。