「米国の将来を楽観視」56%、4年前より低下 米世論調査
閣僚交代人事で大統領が良い判断を下すだろうと答えた人は58%に上った。ただ、クリントン国務長官の後任候補に名前が挙がっているジョン・ケリー上院議員、スーザン・ライス国連大使とも、人気や知名度がクリントン長官に及ばないのは事実だ。
大統領選の共和党候補だったミット・ロムニー氏の支持率は43%に低下した。同氏は先週、自身が敗北したのは大統領がアフリカ、中南米系国民や若年層に「贈り物」を差し出したからだと発言したことで、反感を招いた可能性がある。
大統領が10年に法律を成立させた医療保険改革(通称オバマケア)をめぐっては、反対意見が51%を占めた。ただその理由としては、「大きな政府」路線のリベラル色が強すぎるとの回答が37%に上る一方で、リベラル色が不十分との回答が9%と、意見が割れている。