オバマ大統領、休暇切り上げワシントンへ 「財政の崖」回避に向け
(CNN) オバマ米大統領はハワイでの休暇を切り上げ、26日夜にワシントンに向けて発つ見通しとなった。年明けに減税措置の打ち切りと歳出削減が重なる「財政の崖」の回避に向け、野党共和党との協議を再開する。
ホワイトハウスは、大統領が27日にワシントンに到着すると発表した。ミシェル夫人と娘2人はハワイに残るという。
財政の崖を巡る連邦議会の審議は同日再開する見通し。下院で先週、共和党のベイナー下院議長が示した妥協案の採決が見送られたことを受け、焦点は上院に移るとみられる。民主、共和両党の複数の情報筋によると、先週末からのクリスマス休暇中、ホワイトハウスと上院指導部の間でやり取りはなかったという。