ビンラディン容疑者の義理の息子、米国で訴追
これに対して共和党議員からは、グアンタナモで敵性戦闘員として尋問すべきだとの声が上がっている。
トルコの地元紙ヒュリイエトによると、アブガイス容疑者は当初、米中央情報局(CIA)からの情報提供によりトルコの首都アンカラで身柄を拘束され、33日間勾留されていたという。トルコ裁判所は容疑者が同国内では犯罪に関わっていないと判断。イランからトルコに不法入国していた容疑者は、イランか第三国に強制送還される予定だった。
イランが容疑者の受け入れを拒否したため、トルコはヨルダン経由で容疑者の母国クウェートに送還することを決定。容疑者がヨルダンからクウェートに向かう途中、CIAが身柄を確保したという。なお容疑者は、米同時多発テロ事件に絡んでクウェートの市民権を剥奪されていたため、無国籍の状態だったという。
米政府はこの経緯に関して確認していない。