32歳男性、20年前に引き裂かれた里親の養子に 夢叶う
グリフィンさんはその後、児童養護施設を転々としたが、「家族」と思える人と出会うことはできなかった。グリフィン氏は「誰も近寄らせなかった」とし、「多くの人を傷つけた。ここまで大変険しい道のりだった」と涙をこらえながら語った。
しかし、グリフィンさんとゴッドボールドさんは互いを探すことをやめなかった。
ゴッドボールドさんの夫は1998年に他界。その後、ゴッドボールドさんは再婚して姓が変わり、引越しもした。
しかし6年前、ゴッドボールドさんはソーシャルメディアでグリフィン氏を発見した。彼らはオンライン上で連絡を取り合い、ある日、ついに再会が実現した。
グリフィンさんは、児童養護制度の成功例といえる。グリフィンさん自身、それを認める。
「私は(児童養護制度の)生きる成功例だ。私は制度の下で生きてきた」と述べ、「私はただあきらめなかっただけ。あきらめなければ何とかなるもの」と付け加えた。