マケイン米上院議員、露メディアにプーチン氏批判を寄稿
ワシントン(CNN) 米共和党のジョン・マケイン上院議員は20日までに、ロシアのニュースサイト「Pravda.ru」に寄稿し、激しいプーチン政権批判を展開した。
マケイン氏はプーチン政権について「反対派を処罰し、投獄している。選挙で不正を働き、メディアを統制している」と批判。シリアのアサド政権をロシアが支援しているのは外交政策上の失敗だと断じ、「プーチン大統領はロシアの国際的な名望を高めるどころか台なしにしている」と批判した。
マケイン氏は米軍によるシリアへの武力介入を強く支持。ロシア政府と米政府が今週、外交的解決に向けて動いたことには批判的な見方をしている。
また、プーチン政権の経済政策についてマケイン議員は「少数の天然資源にほとんど完全に依存しており」、景気が資源相場の動きに大きく左右されていると指摘。大切な資源を「腐敗した一部の権力者が握っている」と批判した。