政府閉鎖は「大問題」、与野党双方に責任 米世論調査

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米政府機関閉鎖を「危機的」「大きな問題」と捉える米国人は3分の2に

米政府機関閉鎖を「危機的」「大きな問題」と捉える米国人は3分の2に

ワシントン(CNN) 米政府機関が今月1日から閉鎖に追い込まれていることを「危機的」「大きな問題」と位置付けている米国人は全体の3分の2を占め、非難の矛先は与野党両党に向けられていることが、最新の世論調査で明らかになった。

米議会では医療保険制度改革(通称・オバマケア)を巡る与党・民主党と野党・共和党の対立から先月30日の期限までに暫定予算が成立せず、結果として政府機関が一部閉鎖に追い込まれている。この問題についてCNNと世論調査機関ORCインターナショナルが3~6日、全米の成人1009人を対象に電話で聴き取り調査を実施し、7日に結果を発表した。

それによると、政府閉鎖を危機的ととらえている人は全体の18%、大きな問題を引き起こしていると考える人は49%に上った。クリントン政権時代の1995年11月に政府機関が閉鎖された時の世論調査に比べ、いずれも高い割合を占めている。当時は危機だとする回答が12%、大きな問題との回答が44%だった。

今回の調査を男女別にみると、政府閉鎖を危機または大問題と感じている人は女性の約3分の2に上ったのに対し、男性では57%にとどまった。

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