5年ぶり兵士解放、健康悪化で米政府動く
一方、タリバーンの指導者オマル師は1日、異例の声明を発表し、「タリバーンの犠牲と、タリバーン政治支部のたゆみない努力のおかげで、大切なメンバー5人がグアンタナモ監獄から解放された」と歓迎した。
解放作戦は極秘で行われ、アフガニスタンのカルザイ大統領には事後にケリー米国務長官から報告したという。
今回の人質交換によってタリバーンとの間に新たな突破口が開けるかどうかについてヘーゲル長官は、「分からないが、そうなればいいとは思う」「だが今回の作戦はバーグダル軍曹を取り戻すことのみが目的だった」と強調した。