エボラ感染の米医師、帰国して入院 妻とガラス越しに面会

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米アトランタの病院に入院したケント・ブラントリー医師(左)=Samaritan's Purseから

米アトランタの病院に入院したケント・ブラントリー医師(左)=Samaritan's Purseから

米国の病院がエボラ出血熱の感染者を受け入れるのは初めて。2人の帰国を巡っては、米国内での感染拡大などを懸念する声がインターネット上で飛び交っている。これに対して隔離病棟の責任者は「感染防止体制は万全だ」と述べ、「かれらには最高の医療を受ける権利がある」と強調した。

エモリー大学病院のように高度な隔離病棟を持つ病院は全米に4カ所しかない。

エボラ出血熱は患者の血液や唾液、尿などに接触することで感染する。空気感染の例は報告がない。治療法は確立されていないため、輸血や透析などで本人の抵抗力を助ける措置が中心になるという。

ブラントリーさんは昨年、妻と子ども2人を連れてリベリアに赴任し、エボラ出血熱の発生以降はその治療活動に専念していた。発症時にはすでに妻子は帰国していた。

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