エボラ感染の米看護師が旅客機に、同乗の全132人を調査

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感染者が旅客機に搭乗

(CNN) 米国内で2人目となる看護師のエボラ出血熱感染が確認された問題で、米疾病対策センター(CDC)は15日、この看護師が発症する直前に国内便の旅客機に乗っていたことが分かったと発表した。CDCは同じ便に乗り合わせた132人全員に連絡を取り、聞き取り調査を行う方針。

CDCのフリーデン所長によると、テキサス州ダラスの病院に勤務する看護師のアンバー・ビンソンさん(29)は、同病院でエボラのため死亡した男性患者の看護を担当。同じ患者を担当していた同僚看護師の感染が確認されたことからビンソンさんも経過観察の対象となり、公共交通機関を利用しないなどの行動制限を求められていたという。

それにもかかわらずビンソンさんは10月13日、クリーブランド発ダラス行きのフロンティア航空機に搭乗した。搭乗前に測った体温は37.5度だったが、ほかに症状は出ていなかったという。ビンソンさんはCDCに体温のことと旅客機に乗ることを報告したが、飛行機に乗らないようには言われなかったという。

翌14日に症状が出てダラスの病院に入院し、15日に感染が確認された。

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