エボラ感染の米看護師が旅客機に、同乗の全132人を調査

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米国で2人目の感染者が出た

米国で2人目の感染者が出た

ビンソンさんについて、「同機に搭乗すべきではなかった」とフリーデン所長は指摘。同じ便に乗り合わせた乗客が感染するリスクは「極めて低い」としながらも、安全を期すため全員に連絡を取っていることを明らかにした。

ビンソンさんは、エボラ患者の治療実績があるアトランタのエモリー大学病院に転院。容体は「臨床的には安定している」という。

当局によると、先にエボラ感染が確認された看護師のニーナ・ファムさんも容体は安定している。ファムさん、ビンソンさんとも、9月28~30日にかけて嘔吐(おうと)や下痢など激しい症状に見舞われた患者の大量の体液に接していたという。

CDCは、この患者の治療にかかわったほかの医療従事者などが行動制限を守っているかどうかも確認する方針。

フロンティア航空によると、ビンソンさんが乗った機体はいったん使用を中止して徹底消毒を行った後に、15日から使用を再開した。

事態を受けてオバマ大統領は15日に予定していたニュージャージー州などの訪問を中止してホワイトハウスで閣議を招集し、政府の対応を協議した。

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