米NY警官射殺の容疑者、犯行前に警察への怒り投稿
20日にメリーランド州ボルティモアからバスでニューヨークへ向かう前、元交際相手の女性(29)を銃で撃って重傷を負わせていたことも分かった。
NYPDのブラットン本部長によれば、警官2人は何の警告もなく突然撃たれた。一方の警官(40)の息子(13)はフェイスブックに、「最高の父親だった。警官だからという理由で射殺されるなんてひどい。みんな警官が嫌いだというけれど、その人たちが助けを求める時に呼ぶのは警官だ」と書き込んだ。
オバマ米大統領は声明で事件を非難し、「警官は毎日、市民の安全を守るために自身の身を危険にさらしている」と強調した。ホルダー司法長官も「言葉で表せないほどの蛮行」と非難した。
ニューヨークのデブラシオ市長は21日、ブラットン本部長とともに遺族と面会した。