米ホワイトハウスなど停電 変電所の火災で
ホワイトハウスや国務省でも電気が消えた。国務省では定例記者会見中で、ハーフ報道官代行は携帯電話のライトを使って質疑応答を続けた。国務省の停電は午後1時15分ごろになっても続いたが、ほとんどのビルでは数秒で復旧した様子だった。連邦議会議事堂もすべての建物で電力が復旧した。
ホワイトハウスは記者会見場や西棟などが一時停電に見舞われ、バックアップ発電機で対応した。
スミソニアン博物館は、市内にある4施設で入場者などを避難させたことを明らかにした。
ワシントンの玄関口となる2つの空港はいずれもバージニア州にあって無事だった。
地下鉄は13駅でバックアップ電源を稼働させ、エレベーターやエスカレーターが使えなくなった。しかし電気が消えることはなく、地下鉄も運行を続けた。