73歳ベースジャンパーが死亡、パラシュート開放遅れ 米
(CNN) 米西部アイダホ州ツインフォールズで10日までに、橋上から「ベースジャンピング」を試みた73歳男性のパラシュート開放のタイミングが遅れ、死亡する事故があった。
現場は、高い建造物などからパラシュートを使って降下するベースジャンピングの名所として知られるペリーヌ橋。高さは約152メートルで、下にはスネーク川が流れている。
同橋でのベースジャンピングによる死亡者は今年2人目となった。今年3月に起きた最初の事故もパラシュート開放に絡むもので、同橋では4年間で初の犠牲者となっていた。
橋を訪れるベースジャンビングの愛好者は毎年500人と推定されている。
ツインフォールズ郡の保安官事務所によると、今回の事故は7日夜に発生。犠牲者は米カリフォルニア州の居住者だった。スネーク川で遺体が収容され、死亡が確認された。
ロイター通信は、死亡した73歳男性は引退した会計士で10年前にベースジャンピングを始め、100回以上の降下を経験していたとする友人の話を伝えた。