米大統領選の民主党指名争い、重要州でサンダース氏が躍進
クリントン氏は国務長官時代に私用のメールアドレスを公務に使っていた問題が表面化し、信用の失墜を招いた。全米規模の世論調査では依然トップを走っているものの、議会や連邦当局による調査の長期化が不信感をさらにあおる展開となっている。
一方、出馬を真剣に検討中とされるジョー・バイデン副大統領はニューハンプシャー州で12%、アイオワ州で16%の支持率をそれぞれ確保した。
共和党の指名争いでは、不動産王のドナルド・トランプ氏がニューハンプシャー州で28%、アイオワ州で29%と圧倒的な支持を集めている。
ニューハンプシャー州ではジョン・ケーシック・オハイオ州知事が12%で2位。アイオワ州では元神経外科医のベン・カーソン氏が22%で2位につけた。同州でかつてトップに立っていたスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事は、支持率5%に転落した。