離陸直前の旅客機で火災、2人負傷 米ラスベガス
(CNN) 米ラスベガスのマッカラン国際空港で現地時間の8日午後4時ごろ、離陸直前の英ブリティッシュ・エアウェイズの旅客機から出火する事故があった。空港によると、2人が軽傷を負って搬送され、手当てを受けている。
火災が起きたのはラスベガス発英ロンドン・ガトウィック空港行きのブリティッシュ・エアウェイズ2276便。米連邦航空局(FAA)によれば、左エンジンから出火し、出発を見合わせた。
機体はボーイング777型機で、出火当時、乗客159人と乗員13人が搭乗していた。
機体からは一時、大きな黒煙が上がったが、空港によれば火は消し止めたという。この事故を受けて同空港は、滑走路の1つを閉鎖した。
上空から撮影した映像には、滑走路上の機体の周りに消防車が集まり、脱出用スライドを使って避難した乗客がバスでターミナルへ向かう様子が映っている。