兵士が「自爆犯」に仮装、即応態勢取る騒ぎに 米陸軍基地
(CNN) 米南部ノースカロライナ州のフォートブラッグ陸軍基地でハロウィーン前夜の10月30日夜、「自爆犯」に仮装した兵士が本物と間違えられ、緊急即応態勢が敷かれる騒ぎがあった。
同基地が31日にフェイスブック上で報告したところによると、兵士は着衣に爆発物を仕掛けた自爆犯のような姿に仮装して、基地内へ入ろうとした。
基地はこれを受けて即応態勢を取り、爆発物処理班が出動して現場を徹底的に調べた。入り口の門は長時間にわたって閉鎖された。「事実関係は依然として調査中だが、初期報告はハロウィーンの衣装だったことを示唆している」という。
地元のCNN系列局も、詳細については調査が続いていると伝えた。
米軍要員向けのウェブサイトによると、フェイスブックへの投稿はその後取り下げられた。
フォートブラッグ基地はノースカロライナ州南東部のフェイエットビル近郊に位置している。