米軍の次期主力戦闘機F35、空中で機関砲の発射実験
(CNN) 米軍の次期主力戦闘機F35の製造元である米ロッキード・マーチン社と米空軍はこのほど、同機が搭載するガトリング砲の空中実験を実施した。
主翼の付け根部分に備えられた25ミリのガトリング砲は砲身4つから成り、毎分3300発の発射が可能。同砲は今年、地上での発射実験が実施されたが、空中では今回が初めてとみられる。
同砲の最終実験テストは2017年までに行われる予定。同年には実戦配備への準備作業の終了が宣言される見通しともなっている。
F35型機の開発費総額は約1兆ドル(約123兆円)に達するともされ、当初の見積額を既に大幅に上回っている。開発期間には数年の遅れが出ている。
日本を含めた多数の国が同機の調達を予定している。