クルーズ、ルビオ両議員 安全保障や中東情勢で論争 米共和党討論会
クルーズ氏はさらに、ルビオ氏がかつて移民法改正に向けて超党派の議員グループを率いていたことを取り上げ、民主党に加担したと批判した。ルビオ氏は、クルーズ氏が不法移民の合法化や専門職向けのビザ発給を支持していると非難した。
両氏はさらに、シリアのアサド大統領を退陣させるべきかどうかについても意見を戦わせた。「アサド大統領を倒せばISISがシリアを支配するだけ」との見通しを示すクルーズ氏に対し、ルビオ氏は「アサド大統領は反米の独裁者だ」として打倒を主張した。
共和党の候補者指名争いは、初戦となるアイオワ州の党員集会を7週間後に控えて激しさを増している。