トランプ氏、全米で優勢 クルーズ議員も存在感
ワシントン(CNN) 来年の米大統領選で共和党からの指名を目指している実業家のドナルド・トランプ氏が依然として全国規模で高い支持率を得ていることが16日までに分かった。ただ、最初に党員集会が開催されるアイオワ州に限ってみれば、テッド・クルーズ上院議員も存在感を示している。
CNNが全国規模で行われた最新の電話インタビュー形式の世論調査5つを分析したところ、トランプ氏の支持率は33%と2位のクルーズ氏の17%を大きく上回った。そのほかに、2けたの支持率を得たのは、マルコ・ルビオ上院議員(12%)と元医師のベン・カーソン氏(11%)の2人。
ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事やクリス・クリスティー・ニュージャージ州知事らの支持率は1けただった。
トランプ氏のリードの幅は調査によってさまざまだ。マンモス大学の調査によれば、27ポイントと大きくリードしているが、NBCニュースとウォールストリート・ジャーナル紙による調査ではリードはわずかに5ポイントとなっている。
ただ、党員集会が最初に行われるアイオワ州での支持率について、CNNが全国規模で行われた最新の電話インタビュー形式の世論調査6つを分析したところ、クルーズ氏の支持率は27%とトランプ氏の25%を上回った。その後に、ルビオ氏(13%)とカーソン氏(12%)が続く。