ISISに合流図った米国人男女、有罪を認める
(CNN) 米ミシシッピ州から婚約者とともにシリアへ渡り、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に加わる計画だったとされる女が、30日までに法廷で有罪を認めた。
ジェイリン・デルショーン・ヤング被告(20)はテロ組織に物的支援を提供しようと共謀した罪に問われていた。有罪となれば最大で禁錮20年、罰金25万ドル(約2810万円)の刑を科される可能性がある。
婚約者のムハンマド・オダ・ダクララ被告も今月、罪状認否で有罪を認めていた。
法廷文書によると、両被告は昨年、ミシシッピ州の空港からシリアへ向かおうとしたところを逮捕された。
検察によれば、連邦捜査局(FBI)は昨年5月、ツイッター上でISISへの支持を公言していた人物がヤング被告だと突き止めて、おとり捜査を開始。同被告は覆面の捜査官に、婚約者とISISの支配地域へ向かう計画だと伝えた。2人は結婚式と新婚旅行を口実に、シリアへ渡航する予定だったとされる。